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7.11.2013

古民家 と ちょうちょ



百草へは下見も兼ねて、何度か訪れました。


古い日本家屋に入るとそこには


土間のひんやりとした空間があり、空気が一変する。



黒く光る板の間のキシキシという音、

大きな畳の間には、仏間と言われる閉鎖された薄暗い空間が鎮座する。

一番奥まで進むと、そこには小さな茶室。



建具の古くて手入れの行き届いた風合いも、

簾を通る外からの日差しの柔らかさも、古いソケットのノスタルジックな趣も、 

どこまでも美しいのです。



畳の端に、所在無げに座ってみると、

懐かしさを伴った落ち着いた気持ちになります。



そうして見る、展示品は、どこか

子供の頃の夏休みのように、楽しげでもあり

古い由来に対する、畏怖のようなものもまとっているようにも思うのです。




百草の空間の為に、オブジェの制作をしました。


畳や、板の間に、しっくりと馴染んでくれるといいのですが。

12日から始まる展示作業で、どんなイメージになるか、これからが楽しみです。







気軽に身に着けて欲しい、

新作のちょうちょ・ピンは、淡水パールのキャッチで。


ギャルリ 百草 展示期間
2013年7月13日(土)-8月4日(日)

PLANT / PLANT

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